古い研修資料を整理していたら、こんな面白いものが出てきました。

最近はほとんど使わないものですが、せっかくなのでこのブログで取り上げます。

四葉クローバープレゼン-crop

この図面はある営業マンA君が実際の提案に使用したものですが、この図面を受け取り提案を受けたお客さんであるB様を取材をし、いろいろとと感想やら話を聞いてきました。

私は営業マンのA君と面識はありません。とにかく23歳の若手営業営業マンったことだけをB様から聞いただけです。

このB様をある方から紹介してもらい、ビデオ取材に応じてくれたのですが、結論から言うとこの図面提案を受けたときに「この営業マンとこの会社はここまでだな・・・はい! 終わり!」とご夫婦ともに感じて切ったとのこと。

では、この図面を見たB様ご夫妻は何を見て見切ったのでしょうか?

【ご主人のダメ出しポイント】
①1階と2階の坪数表示がおかしい
 1階、2階とも16.33坪となっていますね。ところが平米数は微妙に違います。これに気づいたご主人は「こんないい加減な仕事をする会社は信用できん!」

②玄関ホールにトイレがある
 玄関ホールにトイレがある間取りがダメというわけではありません。
 このプランニングがお客さんの意見を全く反映していなかったことに加え、これではトイレのドアを開けたら中が丸見えですね。もう少し視覚的なことを考えた間取りにしたらどう? ということ。

③Japanese Style Room って何だ? 
 和室の写真がありますが、その説明がこうなっています。おそらく営業マンはこれが格好いいと思ったのでしょうが、商談の場にいるのは日本人3人。
 日本の家を日本人の営業マンが日本人のご夫婦に勧めているのです。

④Lavatory なんて言葉使うか?
 写真が貼ってるのでトイレであることはわかります。そうであるならばトイレと書けばいいでしょう。
 「ラバトリーはどこにあるかな?」なんて人いますか? 涙が出るほどの低レベル。

【奥様のダメ出しポイント】
奥様「中央に家事室の写真があるけど図
   面上ではどこにあるの?」

営業「ありません。それはイメージ写真
   です!」


これはないでしょう~
「平然とした顔をしてA君は言うんですよ。あきれちゃったわ」と奥さん。

いかがですか?

この図面は設計がプランニングする前段階のもの。とりあえず営業マンが描いたものなのですが、それにしても手を抜きすぎ。

手抜きに加えて思慮の浅はかさがにじみ出る図面です。

お客さんにとっては一生に一度の家。
営業マンは細かいことにも手を抜いてはダメという事例。

社長や幹部は営業マンの出すプレゼンや資料をたまにはチェックしたほうがいいですよ。